尿タンパク

尿タンパクとは

尿タンパクは腎機能の評価を行うために使用される検査の中で最も一般的に使用される項目の一つです。

腎臓という臓器は「必要な物を体に留めて、不要な物を尿として体の外に出す」臓器で、体にとって必要なタンパク質は尿に出ていきません。

そのため、尿タンパクが出ている状態の背景には腎臓に何らかの異常が起きている可能性があります。

尿タンパク(2+)以上なら特に注意が必要

過去に沖縄で行われた研究では、尿タンパクが(2+)以上の状態だと、将来的に透析が必要になるリスクが上がることが分かりました。

健康診断などで尿タンパクが2+以上の場合は必ず医療機関を受診しましょう。

また、尿タンパク(1+)であっても、何年も持続しているときや、血尿を伴っている場合は受診が望ましいと言われています。

医療機関で行う検査

健康診断で行われる尿タンパクの評価は「定性検査(ていせいけんさ)」という方法で調べられます。

簡便なため健康診断で良く使用されますが、体のコンディションで(例:脱水気味が尿が濃い)結果が左右されやすく正確な尿タンパクの量を示さないことがあります。

そのため医療機関では尿タンパクを「定性検査」ではなく「定量検査(ていりょうけんさ)」を行います。

定量検査は尿タンパクだけでなく、尿中クレアチニンと呼ばれる検査結果を使用して、特別な計算式に組み込んで「1日のタンパク尿の量」を評価します。

この検査結果をみて、本当に尿タンパク出ている場合は以下の検査を行います。

① 血液検査

まず現状評価としてクレアチニンやシスタチンCと呼ばれる腎機能を示す値を調べます。

加えて腎機能を障害する原因となる糖尿病や免疫の病気がないかを調べる検査を行います。

② 腹部エコー

腎臓の大きさや、表面の形などを評価して、原因の推測を行います。

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