【腎臓の基礎知識】腎臓病と運動の治療

今日はCKDと運動について触れます。

腎臓病だと運動は禁止されていた。

ほんの10年ほど前までは、CKD患者さんは運動をしてはいけないと言われてきました。

しかし、ここ10年ほどでCKD患者さんもしっかり運動した方が良いということが分かりました。

「腎臓リハビリテーション」という概念も誕生し、学会、ガイドライン、資格があるコンセンサスのある治療として注目されています。

 

運動で筋力の衰えを減らす事が出来る。

CKDの方は身体機能が約7割まで低下していると言われています。

また、CKDが進行すればするほどフレイル・寝たきりになるリスクが上がることが分かっており、予防としてしっかり運動する必要があります。

ただし、運動をする際にはしっかり栄養が摂れていることが条件です。

「リハ栄養」という概念もあり、なるべく食事と運動はセットで行うのが良いと考えられています。

運動で腎臓を守ることが出来る可能性がある

近年、運動を定期的に行うことで腎臓の障害を抑えることが出来る可能性があることが分かってきました。

様々メカニズムが関わっていますが、腎臓の障害の原因となる糖尿病・高血圧のコントロールが運動によって良くなることがまず考えられます。

その他にも腎臓の糸球体の内皮細胞という箇所の障害が運動によって抑えることが出来る可能性があるとも言われています。

具体的な運動内容

具体的は運動として、有酸素運動(40分程度)が望ましく、可能なら加えてレジスタンス運動(簡単な筋肉トレーニング)を週3日やると効果が出ることが分かっています。

かける負荷は個人差がありますが、少しだけシンドイかなぐらいが負荷が良いと思います。詳しくは別途記事をまとめましたのでそちらをご参照ください。

運動は嫌々やっても続かないので、なんでも良いです。

ゴルフでもいいし、水泳でも良いです。出来る範囲でどんどんやってください。

ただし、心臓に病気があったり、糖尿病の合併症がある場合、血圧があまりに高い場合などは主治医と一度相談してから運動療法を開始しましょう。

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