腎臓リハビリテーションの実際の運動内容

今日は、実際、腎臓リハビリテーションってどんな運動をするの?というお話をします。 腎臓リハビリテーションは、主にウォーキングなどの有酸素運動、ゴムバンドなどを利用したレジスタンス運動、柔軟体操の3種類があります。

有酸素運動

有酸素運動とは、水泳、サイクリング、ウォーキングなどの運動の、筋肉を使うときのエネルギーで酸素を使う運動です。心地よく息が切れる程度の負荷の負荷で、ある程度の時間をかけながら行います。 有酸素運動によって、全身の筋肉が酸素とエネルギーを使用することで基礎代謝の向上や心肺機能の向上が期待できます。 個人の体力によって、強度・頻度を決めていきますが、腎臓リハビリテーションガイドラインでは「1回につき20-60分、1日あたり1-2回、週3-5日程度の頻度」で行うことを推奨しています。 種目はどのようなものでよく、当院では、患者さんの好きな種目を決めてやって頂いています。

目標があると継続しやすいので、万歩計やスマートフォンのアプリケーションで歩数を測定して、体力がついたら歩数を増やすようにしてもらっています。

レジスタンス運動

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は 3108324_s.jpg です レジスタンス運動とは、筋肉に抵抗をかける動作を繰り返し行う運動で、スクワットや筋力トレーニングなどの運動のことです。 個人の体力によって、強度・頻度を決めていきますが、腎臓リハビリテーションガイドラインでは「1セットで15回程行える負荷で、各種目1セット、週2-3日の頻度」から始めることを推奨しています。 徐々に体力がついてきたら、セット数、負荷の量を増やしていきます。

当院ではバーベルなどの負荷の強い機材は使用せず、自分の体重やゴムバンドなどで負荷をかけるトレーニングをおすすめします。

柔軟体操

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は yoga.jpg です 柔軟体操は、身体の柔軟性を高めるだけでなく、動かしている各部位周囲の血行を促進させます。 一般的なストレッチを週2-3日で行うのが望ましく、日常で空いている時間にストレッチをすることが望ましいです。

実際のプログラムはこちら

腎臓リハビリテーション.comでは、作業療法士による腎臓リハビリテーションのプログラムを「youtube」で動画配信しております。 この配信を参考に患者さんに自宅で腎臓リハビリテーションをやっていただきます。何かお困りのことがあれば遠慮なくご相談ください。

赤羽もり内科・腎臓内科が独自で作成した腎臓リハビリテーションプログラムです。自宅で行うことが出来るようにyoutubeを作成しました。

主に日常の歩行はしているが、片足立ちとかになるとふらつくぐらいの筋力の人に向けた内容です。(今後様々なパターンの動画を配信予定です。)

医師の診察、理学療法士・作業療法士の診察を受けた上で行うのが望ましく当院かかりつけの患者様は腎臓リハビリテーション外来で一度ご相談ください。

当院に通院にすることが困難な方は主治医と必ず相談をした上で運動をおこなってください。

準備体操

身体機能が低下してくると、若い頃は運動することに抵抗がなかった方でも体を動かすのが億劫になりがちです。

まずは、簡単に家でも手軽にできる準備体操からはじめていきましょう。こちらの準備運動は、椅子を使って5分程度の短時間で手軽に行えるプログラムを紹介しています。

日々の生活のちょっとした隙間時間に実施できますので継続しやすく、体を動かすことに慣れてもらうことを目的にしています。それでは、早速はじめていきましょう。

はじめての方で、きついと感じる方は途中で休憩を入れて継続しましょう!

上肢の軽い体操とストレッチ

ストレッチと軽い運動を組み合わせることで、身体の各関節の柔軟性を高めるだけでなく、動かしている各部位周囲の血行を促進させます。

このビデオでは、頸のストレッチと肩・肩甲骨の軽い運動をし、頸から肩にかけてほぐしていきます。そして、身体の中心(体幹)もゆっくりとストレッチし、更に腰回りの筋肉まで伸ばしていきます。

ビデオを見ながら同じように運動することで、運動に慣れていない方や高齢者の方も簡単にストレッチができます。

下肢の軽い体操とストレッチ

こちらのビデオでは、下肢の軽い体操とストレッチをおこなっていきます。

主に、股関節や膝関節、足の関節のストレッチを十分実施することで、各関節の痛みを和らげたり動かしやすくします。

特に、変形性膝関節症の方や足の筋力が低下し、バランスを崩しやすい方は膝関節と足首の関節をストレッチし、軽い運動をしていきましょう。

足の筋肉を積極的に動かすことで、足だけでなく身体全体の血液の循環を促進しますので、足のだるさやむくみにも良い効果があります。

寝ながら行うストレッチ

このビデオでは、全身を伸ばすバンザイ運動や足の各部位のストレッチをゆっくりと時間をかけておこないます。

運動を習慣化したいけど、あまり運動をする気分にならない時や、体の調子がすぐれないため動きたくない時に、手軽に寝た状態でストレッチをするだけでも効果があります。

寝ながらのストレッチは、ビデオを視聴しながら同じようにストレッチするだけ。その日の体調により、運動方法を選択して運動を習慣化していきましょう。

レジスタンス運動

レジスタンス運動とは、筋力トレーニングのことです。レジスタンス運動を行うことで、筋力量を増やして、筋力をつけることができます。また、筋持久力を向上させると怪我をしにくい身体になります。

基礎代謝が向上することで、痩せやすく太りにくなりますので、体重管理もしやすくなるメリットがあります。

レジスタンス運動の頻度は、週に2〜3回行なうことを目標に実施していきましょう。

レジスタンス運動はビデオの内容だけでなく、個々の運動能力に合わせて個別プログラムを提供させて頂きます。当院の患者様は腎臓リハビリテーション外来でご相談ください。

上肢のセラバンド体操

セラバンドを使用した運動は、何通りもある筋力トレーニングの中でも筋肉を部分的に強化するという点で理想的な方法です。セラバンドの負荷を選ぶことができ、鍛えたい部位によって負荷の変更が可能です。

ゴムバンドを使用していますので、筋肉を痛めにくいというのが特徴です。こちらのビデオでは、主に上半身の各部位の筋力を強化する運動をおこなっています。上肢を様々な方向に動かすことによって鍛えられる筋肉の部位が変わります。

ゴムバンドは市販の安いもので問題ありません。スポーツセンターやamazonなどで売っているものでよいです。

下肢のセラバンド体操

セラバンドを使用した下肢の筋肉トレーニングです。まずは、股関節周囲筋を鍛えます。股関節周囲筋を強化することで、転倒予防や歩行が安定しやすくなります。

次に、膝関節を伸ばす運動をし、太ももの前面の筋肉アップしましょう。立った状態で最も使用する重要な部位の筋肉ですので、しっかりと鍛えていきましょう。

はじめのうちは、運動回数が少なくても良いですので、徐々に実施回数を増やしていき下肢筋肉のアップをしていきましょう。

腎臓リハビリテーション外来のご案内

腎臓リハビリテーションを行う前に身体機能を測定して、運動強度やリスクの対策を行うことが大切です。

当院のかかりつけの患者様は腎臓リハビリテーション外来の受診をした上で自宅での運動療法を行ってください。(当院でかかっていない患者様に関しては主治医にご相談ください。)

コメント

タイトルとURLをコピーしました