健康診断でクレアチニンが高いと言われた。。。病院に行った方が良いの?

こんにちは。

健康診断でクレアチニンの値が高いと診断されていませんか?

そのまま放置すると『慢性腎臓病』や『腎不全』につながってしまうかもしれません。

腎臓の機能が低下しているのを放置すれば、最後に待っているのは辛い透析です。

そこで、今回の記事では、健康診断でクレアチニンが高いと言われた方向けに、解説記事を執筆します。

病院に通院するかどうか迷っている方は必見の内容となっていますので、血清クレアチニン増加が引き起こす症状と合わせてご覧下さい。

健康診断で異常があると言われた・・・

健康状態を知るために行う健康診断を喜んで受ける方はあまりいらっしゃいません。

多くの方が、『異常があると言われたらどうしよう…』、『不摂生しすぎたから、今回は危ない…』こんな思いを抱きながら受診しています。

そんな中で、クレアチニンが高く異常値を指摘された場合、どのようなことが起きるのでしょうか。

クレアチニンとは

クレアチニンとは、あなたが普段の生活を行っていく上で重要な筋肉運動によって発生する代謝物です。

詳細な説明は省きますが、代謝によってクレアチニンが排出されると、最終的に腎臓のろ過機能によって、尿から排出されて体の外に出ていきます

もし、この老廃物が血液中に溜まっているということは腎臓のろ過の機能が低下している可能性があり、腎臓の機能が低下していると判断します。

性別・年齢によって基準値が異なりますが、目安は以下のようになっています。

性別・年齢によって解釈が変わるのであくまで目安ですが、お年寄りの方で3.0mg/dl、若い方で4.0mg/dlを越えてくると透析の開始を念頭に準備を行います。

このように、何気なく見ている血液検査の項目だと考えられますが、あなたの大切な腎臓の異常を知らせる大切な指標であると留意しておいてください。

クレアチニンが高い状態を放置すると

もし仮に血液検査でクレアチニンが高いと診断され、その状態を放置するとどのような症状が起きるのでしょうか。

実は初期は症状が全くありません。

症状がないため、放置されて重症化することが多々あります。重症化すると次のような症状が出ます。

  • 頻尿
  • むくみ
  • 息切れ
  • だるい
  • かゆみ など

また腎臓が悪くなると、高血圧や心不全などに罹る可能性も高くなります。

さらに重症化すると、身体の毒素などの不要物が尿からで出て行かなくなり、透析医療が必要な状態になります。

クレアチニンが高くなる原因

クレアチニンが高くなる原因は、腎機能の低下です。

腎機能が低下すると、老廃物のろ過が滞り、様々な物質が血液中に溜まっていきます。

腎機能が低下する主な原因は、高血圧や糖尿病などの生活習慣病が原因になることも一般的ですが、ときに免疫の病気や遺伝の病気で腎臓が悪くなることもあります。

また時折、筋肉の量や質によって、腎臓が悪くないのにクレアチニンが高くなる方もいらっしゃいます。この場合、後述しますがシスタチンCと呼ばれる特別な腎臓の採血項目を測定して腎臓の機能を評価する必要があります。

クレアチニンが高いときに医療機関で行う検査

健康診断でクレアチニンが高いと指摘されて、医療機関を受診した際には、採血検査・尿検査を再び行います。

採血検査では、クレアチニンの他に、eGFRと呼ばれるクレアチニンの値と性別や年齢を特別な計算式に組み込んで出した値を評価したり、シスタチンCと呼ばれる筋肉量が多いときに有用な腎臓の値を評価します。

尿検査では、タンパク尿・血尿がないかを評価します。健康診断では2+、3+のような簡易的な結果が出ますが、医療機関の検査では何g/日出ているかという風に正確な量を測定します。

クレアチニンが高い時は何科に行けばよいの? 内科?腎臓内科?

クレアチニンが高い時は、内科のクリニックだと腎臓の精密な採血検査・尿検査を行っていないこともあり、受診する診療科は腎臓内科が望ましいです。

ただし、中々地域に腎臓内科のクリニックがないこともあるので、内科のクリニックで「尿タンパクの定量検査」や、「採血でのシスタチンCの測定」などを行なっている医療機関があればそちらでもよいです。

もし回りにそのような医療機関が無ければ、関東圏であれば当サイトを監修している「赤羽もり内科・腎臓内科」をご利用ください。(実際、腎臓のことで当院を受診される患者さんの半数以上は県外から受診されています。)

クレアチニンが高いときは医療機関へ

今回の記事ではクレアチニン値の概要をお話してきました。

健康診断で異常が見つかれば、要精密検査となり不安に思われる方も多いでしょう。

でも、異常を早期発見できたと考えてみてはいかがでしょうか。

病院に行くとなると、『不安だな…』『めんどくさいな…』と感じ、通院が億劫になってしまいますよね。

でも、早期発見・早期治療ができれば、時間的な拘束は少なく済みます。

不安な気持ちに寄り添い最適な治療をご提案させて頂きますので、何かご不明な点があれば遠慮なくご相談ください。

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