クラミジア感染症

今回の記事ではクラミジア感染症に罹患した場合どのように治療していくかについて解説していきます。

症状

クラミジア感染症は全世界で最も一般的な性感染症の一つです。

淋菌性感染症と比較するとその症状は一般的に軽微に終わることが多く、以下のような症状がでます。

  • 尿道炎(男性)
  • 精巣上体炎(男性)
  • うすい膿が尿道から出る(男性)
  • 性交時の軽い痛み(男女)
  • 排尿時の軽い痛み(男女)
  • おりものが増える(女性)

など

ほとんどの人が無症状であり、感染に気づかず最悪の場合、子宮外妊娠や、不妊症、新生児への感染などを引き起こしてしまう可能性があります。

少しでも疑いがある場合には症状がなくとも検査することがおすすめです。(症状がない場合は自費診療になります。)

ちなみに、淋菌性感染症と同様に喉への感染も多くあるため、のどの痛みなどがあればうがい液による検査をする必要があります。

検査

検査は男性の場合、尿検査(PCR法)を使用し、初尿で判断することが望ましいです。

女性の場合は、感染が尿道ではなく膣内となるため、分泌液の検査となります。(そのため泌尿器科ではなく婦人科を受診してください。)

クラミジア感染症が疑われる場合には、淋菌性感染症も同時に検査することをおすすめします。

なぜなら、30%の確率で合併している可能性があるからです。

治療

治療には抗生物質を使用しますが、クラミジアはどのような抗生物質でも良いわけではなく、特定の薬しか効きません。

以下に具体例を記載します。

  1. ジスロマックSR
  2. クラリス
  3. クラビット
  4. グレースビット

淋菌も合併している場合には、点滴でセフトリアキソンを使用する必要があります。

効果判定

淋菌性感染症の場合、効果判定時に検査の必要はありませんでしたが、クラミジアに関しては、効果判定を行うことをおすすめします。

ただし、治療が終わった直後に検査を行ってしまうと、死滅したクラミジアで陽性反応が出てしまうので、2週間目以降に実施するとよいと言われています。

パートナーの治療

本人がクラミジアに罹患していることが確定した時点で、パートナーの診断や治療を行うことは大切です。

両者の治療を行なわなければ、ピンポン感染といって、クラミジアを移し合うという事態に陥りかねません。

特に女性の場合は、無症状となってしまうことが多く、最悪の場合不妊となってしまう可能性もあります。

繰り返しになりますが、クラミジア感染症は世界で多くの感染が確認されている性感染症です。

疑いがあるだけでも必ず検診を受けておきましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました