貧血

赤羽もり内科・腎臓内科では、「貧血」の診療を行っております。

貧血とは

貧血とは、血液中の赤血球という身体中に酸素を運ぶ血球が不足している状態です。

症状

症状としては息切れ、疲れやすいなどの症状が出ます。また貧血は、心不全、腎不全の患者様にとっては、心臓や腎臓に負担をかけてしまいます。

診断

採血検査でヘモグロビン(Hb)という値が男性13.0g/dL以下、女性12.0g/dL以下の場合、貧血と診断されます。

原因

貧血の原因で多いのは、鉄が不足する鉄欠乏性貧血です。その他に出血による貧血、腎性貧血、ビタミンB12不足、葉酸不足、亜鉛不足、ガンによる貧血などが挙げられます。

検査

一番大切なのは、採血検査です。

赤血球を調べるヘモグロビンだけでなく、赤血球の大きさ、鉄分の検査、葉酸、ビタミンB12、亜鉛などを精査します。

必要があれば適宜ピロリ菌の検査や内視鏡の検査なども行ったり、ガンを疑う時は血液内科にご紹介することもあります。

時折、立ちくらみという症状で貧血を主訴に受診された患者様で、実は貧血ではなく低血圧症だったという患者様もいらっしゃいます。その時は低血圧の治療を行います。

治療

貧血の治療は原因に応じて行います。

鉄欠乏性貧血

鉄欠乏性貧血の第一の治療は鉄分を補充することです。食べ物でも、サプリメントでも、内服薬でもなんでも問題ありません。

食事

食べ物だとレバー、ほうれん草、小松菜、カツオなどがあります。鉄分が含まれていればなんでも良いのでご自身でGoogleで検索して食べて頂けると良いかと思います。

またビタミンCを一緒にとると鉄分の吸収に良いと言われています。当院では管理栄養士による栄養指導も行っておりますのでご興味がある方は仰ってください。

薬としては、鉄剤を使用します。

例) ・フェロミア ・フェルム

頻度は重症度によって決めていき、毎日飲む人や、週2回飲むようにしている人もいます。

定期的に採血をして鉄、フェリチンなどの状態を評価しています。鉄剤は便通が悪くなったりする人もいるので適宜減量したり、予防のための薬を投与したりします。

また便が黒くなりますが、こちらは特に問題ありません。

葉酸欠乏性貧血・ビタミンB12欠乏性貧血・亜鉛欠乏性貧血

葉酸、ビタミンB12、亜鉛の不足に関しても、食事での補充もしくは薬を使用します。

・葉酸:ほうれん草やグリーンアスパラガスなどに多く含まれています。ただし葉酸は食事での補充が難しいので適宜サプリメントや、フォリアミンというお薬を投与することが望ましいこともあります。

・ビタミンB12:牛レバー・鶏レバー・カキ・さんま・あさりなどに多く含まれています。適宜サプリメントやシアノコバラミンというお薬を使用します。

・亜鉛:かき、うなぎ、豚などに多く含まれています。適宜サプリメントやノベルジンというお薬を使用します。

腎性貧血

腎臓には、血液の合成に関わるエリスロポエチンを産生する能力があります。腎機能障害が起きるとエリスロポエチンが低下して貧血になります。これを腎性貧血と呼びます。

慢性腎臓病のステージ3b以降になってくると起きると考えられています。治療としてはESA製剤という皮下注射を定期的に打つことでエリスロポエチンを補充することが出来ます。今後内服薬も発売予定で期待されております。

悪性腫瘍に伴う貧血

悪性腫瘍が原因と考えられるときは悪性腫瘍の治療を行います。当院より各専門病院にご紹介をさせて頂きます。

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